育児中の専業主婦の仕事は、育児と家事ですね。
それなのに、育児や家事のやる気が出なくて困っていませんか?
「専業主婦なのに、育児&家事をやりたくないってヤバくないか?」と罪悪感を持ってしまったり。
どうにかしたい、と思いながら今日も時間だけが過ぎていく…。辛いですよね。
私の場合、在宅で仕事を始めたら不思議とやる気を取り戻せました。
そこでこのページでは、次のことをまとめています。
- 育児・家事のやる気が出ない原因
- 仕事を初めて起こった、家事と育児に対するやる気の変化
ぜひ最後まで読んでくださいね。
専業主婦の育児と家事|やる気が出ない原因はなんだろう?
まずは、育児と家事のやる気が出ない原因は何なのか、というところを考えてみましょう。
原因によって対策も変わってくるので、自分の気持ちにしっかり向き合ってみましょうね。
育児・家事は無償の労働だからやる気が出ない
毎日毎日、夫や子どものためにやっている育児と家事。
こんなに大変なのに、無償です。
そしてその大変さは、当たり前ですがやったことのない人には分かってもらえません。
ボランティアなのに「やって当たり前」みたいな空気になりますし。
たまに感謝の言葉でもかけてもらえば気持ちも違ってくるのだろうけれど、あまり(全く?)言われないし。
そりゃぁやる気も出なくなります…
毎日同じことの繰り返しだからやる気が出ない
朝起きたら、朝ごはんを用意して、片付けて、洗濯をまわして、干して、掃除機をかけて…。
毎日こんなこと繰り返してるのって、すごくつまらないですよね。
その「つまらなさ」がだんだん苦痛になってきます。
育児中はとくに変化のない毎日が続きますし、家事の単調さが追い打ちをかけます…。
終わりがないからやる気が出ない
当たり前ですが、人間が生活していく以上、家事に終わりはやってきません。
生きるために食事を用意しなきゃいけないし、服を着るために洗濯をしなきゃいけない。
この前掃除をしたのに、もうホコリがたまっている。
「達成感」というものを、なかなか感じられないのが家事です。
「今日がんばっても、どうせまた、やらなきゃならない時がくる」
こんな考えが頭をよぎると、手が止まってしまいます。
育児も似たところがありますよね。
来る日も来る日も育児は待ったなし。本当に終わりが見えません。
今がんばって働きかけていることの成果が実感できるのは、ずっと先です。
もっと成長が分かりやすければいいんですけどね…。
体力を育児に注いでいるからやる気が出ない
育児はとにかく体力を奪われます。
一晩寝ても、体力や気持ちが回復しないまま、また1日が始まる…なんてことも多いですよね。
それなのに、家事もやらなくてはならないのが専業主婦。
やったことがある人にしか分からないことですが、家事は体力がいります。
だから体力を奪われる育児中は、やる気が出なくて当然。
体力があってこその気力なんです!(甲子園出場経験のある、野球部監督も言ってました!)
とくに0歳児を育児していると意欲のわきにくい状況になりやすいんですよ。
ちょっと難しい話なんですが、人間の脳には意欲を左右する物質である「セロトニン」というものがあります。
このセロトニンが不足すると意欲が低下します。
セロトニンが不足する原因は次のとおりです。
- 太陽光を浴びていない
- 不規則な生活習慣 など
これ、完全に赤ちゃんを育児しているときの状態じゃないです?
育児中にやる気が出ないのは、科学的な観点からも納得できるものなんです。
やることがたくさんありすぎて、やる気が出ない
育児中は、子どもの世話に加えて家事が増えますね。タスクが増える増える。
洗濯ひとつをとっても、
- 洗濯ものをチェックして分別する、ネットに入れる
- 洗濯機をまわす
- 干す
- とりこむ
- たたむ
- 収納する
- 洗剤を切らさないように注意しておく
これだけの工程があるんです。
家中の家事をまとめると、とんでもない数のタスクになりますよね。
タスクがあまりにもたまると、思考停止した状態になり、手が動かなくなってしまいます。
育児に手を取られるからやる気が出ない
「よし!今日は台所の掃除をするぞ~!」
朝起きてからそんな風に意気込んでいたのに。
そんな日に限って子どもが超グズる・・・(ノД`)シクシク
育児しながらの家事は、自分の計画どおりに進まないこともしばしば。
せっかくマックスになっていたやる気も、子どもがグズるとしぼんでしまいます。
期限がないからやる気が出ない
誰かに雇われて働いているなら、何時から何時までと、仕事をする時間は決まっていますね。
会議がある日までに資料をまとめようとか、今日中にデータ入力を終えなきゃ!とか、期限があるからがんばれる場面も多いものです。
だけど、育児・家事は・・・?
家事は何時から何時までと明確に決まっていません。なんなら24時間営業…。
いつまでに終わらせなければいけないという、期限もありません。
家事はすべてが自分次第。
育児はすべてが子ども次第。
ずっと拘束されている状況だと、人間やる気がでないモンです。
育児や家事へのやる気が、仕事を始めたら変化が起こった!
専業主婦って育児にも家事にもやる気が出ないなー
そう感じながら、毎日をごまかしつつ過ごしていた私。
だけど、あるときからその気持に変化が起こるようになりました。
そのきっかけは、仕事を始めるようになったこと!
嘘みたいな話だけど、
仕事を始めたら家事や育児にやる気がでないという状態から抜け出せたんですよ。
仕事、というと「今は無理だ」と感じてしまうかもしれません。
でも在宅ワークなら大丈夫!
私も外に働きに行くのは無理だな…と思っていましたが
在宅ワークは家庭と両立しつつ仕事を楽しめています。
在宅ワークについて、まとめたページはこちら
→専業主婦の在宅ワークでおすすめのお仕事6選!資格なしでも始められる
ここからは、
仕事をすることで「やる気が出ない」という気持ちがどう変化したのかを
お伝えしますね!
仕事は報酬があるからやる気が出るようになった
「育児・家事は無償の労働だからやる気が出ない」という悩み。
これは、仕事を始めるようになってから、かなり和らぎました。
仕事を始めてからも
もちろん家事や育児のやる気が出ない時はあります。
が、悩みの存在感はうすくなったなーと思います。
それは「仕事」というモチベーションができたからだと思っています。
仕事の時間を確保するために…
- 家事を早く終わらせよう!
- もっと効率よくやろう!
と、家事へのやる気がアップ!
さらには仕事をしていても育児の質が落ちないように…
- 子供と遊ぶときはしっかり遊ぶ
- 機嫌よくいてくれるよう工夫をこらす
と、育児にもしっかり向き合えるようになりました。
その代わり
「仕事のときは仕事のことだけ考える!」
と仕事に集中。
仕事に集中している時間は
育児と家事のこと以外を考えられるようになった時間でもあります。
専業主婦の時代は
自分は育児と家事のために存在しているかのように感じていました。
でも、
在宅ワークを始めるようになってからは違います。
自分の存在価値を
育児でも家事でもなく
在宅ワークから得られるようになったのです。
仕事をしているおかげで変化のある毎日になった
家事と育児だけが続く毎日は
同じことの繰り返し…
だから、やる気が出ない。
でも、在宅ワークをするようになってからは
- 新鮮な気持ちで毎日を送れる
- 社会との関わりが増える
- 朝起きた時、今日もがんばろうという気持ちになれる
と、変化のある毎日を送れるようになりました。
仕事を通じて「褒めてもらえた!」とか
「今日は集中してできた!」と、
手応えを感じることも多いです。
自分のがんばりを認めてもらえることって、
すごくやる気が出てくるんです。
仕事があるおかげで、オン・オフのある生活ができるようになった
育児と家事の大問題、それは終わりがないということ。
終わりがないことをやるのって、こんな問題があるんですよね。
- 達成感がない
- モチベーションが上がらない
そりゃ、やる気も出ませんよねっていう。
けれど、在宅ワークを始めるようになってからは
- 家事が少々残ってても、仕事の時間は仕事をする
- 育児の時間、仕事の時間と線引きができる
こんな感じで、時間の区切りができるようになったと思います。
専業主婦だった時代は
家事が終わっても、
その他の時間はすべて育児にあてなきゃならない、
そんな風に感じてました。
どこまでいっても、やるべきことは
育児と家事しかなかった。
けれど、
そこに「仕事をする」という時間が入ってきたことで
育児をしなくてもいい時間が生まれたんです。
そのおかげか
- 今は家事の時間
- 今は育児の時間
- 今は仕事の時間
と、オン・オフのスイッチが入りやすくなりました。
気持ちが充実するから、不思議と体力がわきあがってくる
育児って、めちゃくちゃ体力持っていかれますよね〜…
子供の命を見守る責任があるから
精神的にも疲れます。
だから、やる気が出ない。
ただでさえ育児で体力が奪われているのに
さらに家事なんて、もう無理ゲー。
その上仕事なんて絶対無理~~~~
・・・と、私も思っていたんですけどね。
在宅ワークをやっていると、
不思議と家事も育児も「よし、やろっ」という気持ちになれるんですよ。
それはやっぱり、報酬をもらえる仕事をしていることで
気持ちが充実しているから、だと思っています。
人間、目に見える成果があると
気持ちが充実して
その他のことにもやる気が出てくるものなんだな~と学びました。
仕事をしていると、いい意味で家事の諦めがつく
家事は、毎日毎日やることがたくさんです。
しかもそれを、育児をこなしながらやらなきゃならない…。
その状況に途方に暮れること、ありませんか?
それって、どこかで「やる気になればできる」と
自分の能力を評価しているからだと思うんですよ。
自分の体調が良くて子供のご機嫌もよくて
「なんか今日、完ぺきに家事できた…」
みたいな日が、たまにあるじゃないですか。たまに。
その「たまにある奇跡の日」を理想としてしまっているというか。
理想は完ぺきにできる自分。
だけど現実は、気になることを見えないフリしている自分。
そのギャップで専業主婦は苦しんでいるのだと思います。
でもね、仕事をしていると
仕事をしているんだから、家事を完ぺきにできるわけないじゃん?
と、いい意味で諦めがつきます。
あとは夫に対しても、
「今日仕事がんばったら家事に手が回らんかったわ~」
みたいな言い訳をしやすくなります。
しょうもないと感じるかもしれないけど、
結構大事。
育児は育児、仕事は仕事と割り切れる
やらなきゃいけない家事があっても、
育児に手を取られていると
やる気がどんどん、しぼんでいきますよね。
でも、仕事はそんなことないんですよ。
子供の機嫌がめちゃくちゃ悪くて
「あ~今日は何もできなかった…」という日でも
仕事は別。
仕事モードに入ると、育児のことは忘れて
「さ、やろう!」という気持ちになれるんです。
不思議だけど、そうなんですよ。
気持ちが
母親モード → 社会人モード
に切り替わるのでしょう。
頭の中が育児でいっぱいにならずにすむのは
精神的にもすごくありがたいですよ。
仕事の時間を確保したいから、おのずと家事のやる気も出る
専業主婦として無給で家事や育児をしている時間が長いほど
仕事をしてお金をもらえることって、
すご~くやる気につながるんですね。
たくさん仕事をしたくなるんです。
仕事の時間を確保したいがために
家事のやる気もぎゅいんとアップします。
たとえば…
子供が寝たあとに1時間は仕事をしたいな、
でも、23時には就寝したいな。
と考えるとしますよね。
だったら、子供は絶対22時までに寝てもらって…
そのためには家事を20時半には終わらせて…
と、かなり時間を意識して動けるようになります。
いい意味で家事のタイムリミットができるわけです。
タイムリミットがあると、不思議と家事のやる気がアップ。
そして家事が早く終わるようになります。
メリハリのある生活じゃないと
やる気は出てこないんだなと、改めて感じました。
私が家事と育児のやる気を取り戻せた、在宅ワークについてのページはこちら
→専業主婦の在宅ワークでおすすめのお仕事6選!資格なしでも始められる
まとめ:育児や家事のやる気が出ないからって自分を責めちゃダメ!
専業主婦の家事のやる気について、たくさん書かせてもらいました!
いろんなことをお伝えしたんですが、いちばん大切なのは家事ができていない自分を責めないこと。
育児というものすごくハードなステージに立っている私たちは、それだけですごいですよ。
独身の頃のことを考えたら、いますごく頑張ってるなって思いませんか?
それにね、子どもにとっていちばん大切なことって「ママが笑顔でいること」だと思うんですよね。
だから、自分が笑顔になれる時間を、大事にしていきましょう。
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